図面の接点設計から USB-C 2.0、3.0、4.0 を識別する方法

図面の接点設計から USB-C 2.0、3.0、4.0 を識別する方法
USB-C コネクタは、バージョン(USB 2.0、USB 3.0、USB 4.0)によってピン配置が異なります。図面上の設計を分析することで、各 USB-C のバージョンを判別できます。以下が主な識別ポイントです。
1. USB-C 2.0 のピン配置
最小限の接点数:主要な 4 つのピン(Vbus、GND、D+、D-)のみ。
高速データ通信を行う信号線なし、最大 480 Mbps の転送速度をサポート。
TX/RX の差動信号線なし、高いデータレートは対応不可。
2. USB-C 3.0(または 3.1 Gen 1)のピン配置
USB 2.0 のピン(D+ / D-)に加えて、SuperSpeed TX/RX の差動信号線(TX1+/TX1-、RX1+/RX1-)を追加。
合計 9 ~ 12 の機能ピンを持ち、5Gbps または 10Gbps のデータ転送速度をサポート(バージョンにより異なる)。
Vbus / GND の接点強化で、より高い電力供給が可能。
3. USB-C 4.0 のピン配置
全 24 ピン構成、USB 3.0 のピンに加え、TX2+/TX2-、RX2+/RX2- の差動信号線を追加。
20Gbps または 40Gbps の超高速データ転送をサポートし、USB 3.2 や Thunderbolt 3/4 との互換性あり。
マルチチャネルデータ転送を可能にし、DisplayPort の映像出力などの代替モードに対応。
図面の確認方法
ピンの総数をチェック:基本の 4 ピンのみなら USB 2.0、SuperSpeed のチャンネルがある場合は USB 3.0 以上の可能性。
TX/RX の差動信号線の有無を確認:USB 2.0 にはなく、USB 3.0 / 4.0 には 4 ~ 8 つ以上の信号線が存在。
Vbus/GND の設計を分析:高バージョンでは電力供給強化設計が施されていることが多い。
まとめ
図面上の ピン配置 を調べることで、USB-C 2.0、3.0、4.0 を識別できます。4 ピンのみなら USB 2.0、SuperSpeed 信号線があるなら USB 3.0 以上、全 24 ピンなら USB 4.0 で、高速データ転送や電力管理に優れています。